2014年1月1日水曜日

2014年

 みなさん、新年あけましておめでとうございます。

 今年はこの世に生を授かり、生きること、生かされていることに感謝しながら、ご縁のある方たちと一日一日を、一事一事を大事にしていこうと思います。

 2014年、どうぞよろしくお願いします。


2013年8月28日水曜日

地元桐生市でコンサート

 みなさん、こんにちは。久しぶりの更新となりました。

 今回は、8月10日に地元桐生市で行いましたコンサートのご報告です。場所は桐生の老舗カバン店さん、モギカバンさんです。こちらは広い店舗の奥がギャラリーとなっていて、随時、展示会が催されています。当日はアメリカ、ニューヨーク在住のHiro Ichikawaさんの個展が開催されていて、コンサートをお母様と一緒にご覧くださいました。

 こちらでは一昨年に、東日本大震災へのチャリティーコンサートを行わせていただいた以来、2度目の開催です。今回は「くつろぎのコンサート」と題して、1940年代〜60年代にかけてのシャンソン、カンツォーネ、ボレロ、ボサノヴァ、歌謡曲の美しい曲をプログラムとしました。この年代の曲を聴いていると、わたし的には今の時代の曲よりも、おおらかさ、清らかさ、美しさ、豊かさを感じさせてくれます。昔の映画もそうですが、なにか別の世界、別の次元へと連れて行ってもらえます。

 今回お越しいただいたお客さまはちょうど50名でした。不思議だったのは、以前別々の会場に来ていただいたお客さまが知り合いだったということが多かったことです。主催者の茂木さんと来ていただいたお客さんが昔からの知り合いで、久々の再会ということもありました。やはり、ひととひととは眼には見えないご縁で結ばれているのですね。そんなご縁のある方達がひとときに集まって、わたしが歌わせていただけたことに感謝、感謝でした。お越しいただいた皆様、主催してくださった茂木さん、お手伝いしてくださった皆様、どうもありがとうございました。


2013年6月10日月曜日

ボサノヴァギタリスト木村純さんと演奏

 6月8日(土)大間々の緑豊かな素敵なお店、カフェ&ギャラリーねこの時計にてボサノヴァ・デュオ・コンサートをさせていただきました。ご来場くださいました皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
 実は、わたしはボサノヴァ・コンサートを他のミュージシャンと演奏するのは初めてであります。そのお相手は超多忙な都内のボサノヴァギタリスト木村純氏です。歌がメインであるわたしにとってはボサノヴァの造詣が深く、ジャズなど他のジャンルにも精通していて都会センスあふれるギターワークは願ってもないギタリストです。なにより、どんな人でも変わらずきさくに接してくださるそのお人柄が素晴らしい方です。そんな信頼できるギタリストの方とお客さまの大半が以前来ていただいた方達、レッスンを受けている方達とそのお仲間でしたので、演奏するにしても心強かったです。ありがたいかぎりです。
 地元のコミュニティFM放送局の番組ではじめてお話しし、木村さんの、地元群馬でのライブコンサートにうかがったところ、ご自宅に招いてくださいました。東京スカイツリーが間近のご自宅にうかがったところ、お互いに70年代のアメリカ音楽が好きだということがわかり、話が盛り上がりました。とりわけ、わたしはジェイムス・テイラーの大ファンで、いつか人前でも彼の曲が演奏できたらと思っていました。
 ボサのスタンダードに加えてキャロス・キングの名曲、「You've got a friend」が木村さんと演奏でき、わたしとしてはこれだけで感無量でした。キャロル・キングをはじめ、ジェイムス・テイラー、ジョニ・ミッチェルらは70年代にロスアンゼルスの町、ローレル・キャニオンに移り住み、悠々自適に創作活動する生活をして、自作を発表していきました。自然の豊かな町でセールスのことを気にせず、自分の心から演奏したい曲をつくり、歌う。なんと素晴らしいことでしょう。また、この時代はそんなアーチストをサポートし、アルバムをあつかう器量がレコード会社にありました。
  自然があふれ、木々のそよ風がここちよい場所で素晴らしい共演者と素晴らしいお客さまに聴いていただけて、これ以上の幸せはないコンサートとなりました。また、このような機会をもっともっと続けていこうと思っています。

2013年5月29日水曜日

生まれ故郷でのしあわせのひととき

 みなさん、こんにちは。昨日はNHKのBSプレミアムで名曲「イパネマの娘」にまつわるドキュメンタリー番組「世紀を刻んだ歌 イパネマの娘〜青春のメロディーの栄光と挫折〜」が放送されましたが、ご覧になりましたか?再放送が6月5日(水)午前2時からありますので、見逃した方は観てみてください。

 昨年から地元の公民館の婦人学級の開講式に呼んでいただく機会をいただいています。昨日はわたしの生まれた地での婦人学級「南カトレア学級」の講師としてボサノヴァを弾き語りで歌わせていただき、お話しをさせていただきました。昔、近所のとてもお世話になった魚屋さんの娘さんが公民館の職員の方にいらっしゃったり、館長さんも桐生市の国際交流協会に尽力された方だったりして、和やかなムードの中で演奏を始めさせていただくことができました。

 わたしが生まれた桐生市の新宿(しんしゅく)は講談社を創設し、報知新聞の社長でもあり、「雑誌王」と呼ばれた野間清治の生誕地です。わたしはそこで小学校1年生まで過ごしたのですが、当時は通りがにぎやかで活気にあふれていました。駄菓子屋でいろんなものを買ったり、はりめぐらされていた堀で模型の船を浮かべたり、近所の子達と野球や鬼ごっこをしたり、シューマイとラムネをお店で食べたり。いろんな思い出が甦ってきました。近所のひとたちもみな、家族ぐるみのお付き合いで、いまでもお付き合いのある方もいます。そんなあたたかなふれあいがある町が新宿でした。ご参加くださった70名のみなさんもそんな思い出がよみがえったのか、みなさん、お顔がパッと明るくなって、あたたかなムードに包まれました。残念ながら、にぎやかだった
通りも、いまは見る影もなくなってしまったのですが、そんなひとびとのふれあい、愛情を、リオに滞在したときのホームステイさせてくれたおばあちゃんやご近所のひとびとが接してくださって、新宿時代のひとびとのぬくもりを思い出させてくれました。元来、ひかえめな態度ですが、日本人の血筋にはあたたかく、やさしいこころづかいの気持ちがあると思います。心を開いて接することができれば、きっと日本人はむかしの良さをとりもどし、しあわせな社会をつくりだすことができると思っています。今回はそんなお話しもさせていただきました。シャルル・トレネーのシャンソンの名曲「街角」がオーバーラップする内容です。

 桐生市という町は北、東、西の三方を山に囲まれ、北は御神山の赤城山がいらっしゃいます。中心を渡良瀬川が流れ、南はひらけているという風水的にまれに見る素晴らしい土地です。学校の校歌にも山紫水明とうたわれています。人々が本来の自分を取り戻すとこの地はしわあせで住み心地がよい理想郷となるでしょう。


2013年5月20日月曜日

蔵空間でボサノヴァ

 みなさん、こんにちは。5月も半ばを越えております。家の辺りを散歩していますと、いろんな花がたくさん咲いています。誰に見られようとか、どこで咲こうとか、どんなふうに自分を見せようとか、そんなこと一切関係なく、それぞれが自分らしく、またそれぞれ個性があって、あるがままに咲いています。つぼみの間があり、また時期が来れば散ってしまいますが、それもまたあるがままなんですね。わたしもそんな存在でありたいです。
 さて、先週の土曜日ですが、前橋の大手町にありますギャラリー土蔵空間えばさんにおいて、ボサノヴァライブをさせていただきました。オーナーの江原和子さんとはフェイスブックでつながった方です。いろんなことに関心をもたれて、博識な方です。今年の2月にイタリア雑誌の表紙広告イラスト展をやられていたので、うかがい、演奏を披露しました。いろんな話題で会話も盛り上がり、演奏会の運びとなりました。とにもかくにも土の蔵の空間がまるでパワースポットのような落ち着ける空間なのです。戦争中、こちらがある大手町は空襲で焼けてしまったのですが、こちらのお屋敷と蔵は奇跡的に無事だったというのもなにかうなずけます。
 お客さまの人数を15名限定で、以前からある蔵をギャラリーへと再利用した落ちついた空間でのアットホームな趣となりました。おかげさまで15名満席となり、今回はボサノヴァの核であった人物、作曲家アントニオ・カルロス・ジョビン、作詞家ヴィニシウス・ヂ・モラエス、演奏家ジョアン・ジルベルトにちなんだ曲のみを演奏させていただきました。わたしにとっては、ボサノヴァ、イコール、この3人の三位一体があの奇跡的な音楽を生み出したと考えているからです。
 今回、前半、後半の2部構成で休憩時間にはおいしいフルーツポンチがふるまわれました。前半のラストにはフリーのアナウンサーの藤弓真千さんのボサノヴァ詞の日本語訳の朗読のサプライズもあり、来て頂いたお客さんには楽しんでいただけたのではないでしょうか?
 来てくださったお客さまはみなさん、リラックスしながらも真摯に耳を傾けてくださいました。主催してくださった江原さんはよりよい会になるよう誠実に尽力してくださいました。この場を借りて本当に感謝申し上げます。こちらでの演奏は今回を皮切りにNostargia Moderna(モダン・ノスタルジー)というコンセプトで四季に併せて行うこととなりました。次回は7月20日(土)「夏を唄う」と題して予定されております。ボサノヴァの源流サンバや夏にちなんだボサノヴァの曲をお届けする予定です。


2013年5月13日月曜日

ソルフェジオ周波数

  みなさん、こんにちは。気温がめまぐるしく変わる気候ですね。
 遅くなりましたが、地元桐生市で開催されたボサノヴァ@ホームですが、楽しく、素敵な時間を過ごすことができました。主催者の野口素直さんをはじめ、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。演奏を終えて、その後わたしのレクチャーのあとのシェアリンングでは、みなさん、どの方も満面の笑みでお話しされて、時間の経つのを忘れてしまうほど楽しい談笑となりました。野口さんのSUNAO WORKSさんでもこれからも続けさせていただくということで、わたしの方も意欲満々です。ご興味ある方がいらしたら、お気軽にわたしの方へお問い合わせください。
 今回はソルフェジオ周波数というものについてですが、7世紀以前の音楽にソルフェジオ音階というものが使われていたそうです。古くから伝わるグレゴリオ聖歌で使われていた音階の周波数で、順に369Hz、417Hz、528Hz、639Hz、741Hz、852Hzだそうです。ここ最近、この周波数は人間の身体や脳にポジティブな影響を与える力があると言われています。とくに528Hzがよいのだそうです。ギターでこの周波数に合わせるとA=444Hzにチューニングすることになり、C=528Hzとなります。
 実は今回のボサノヴァ@ホームでそのチューニングにしたところ、効果が絶大でした。参加されたみなさんがときどき深い眠りに落ちているのが見てとれました。やはり、周波数ですから、デジタルであるCDやインターネットでその音を流した場合は音の情報をすべて伝えることはできません。やはり、生の響きを直接浴びて共鳴するのがベストだと思います。
 学校で吹奏楽を教えているある先生からお聞きしたのですが、近年の若い子たちのピッチがあがっているらしく、むかしはA=440Hzが普通でしたが、いまではA=442Hzが標準のようです。人間の集合意識全体で無意識に周波数が上がってきているのかもしれません。
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


2013年4月7日日曜日

ボサノヴァ@ホーム開催のお知らせ

いつもブログ記事を読んでいただき、ありがとうございます。
今月、群馬県桐生市にてボサノヴァによるヒーリング、ボサノヴァ@ホームを開催します。

主催してくださるのは桐生市在住のヒーラー野口素直さんです。こちらがウエブサイトです:SUNAO WORKS spiritual healing。こちらのOpen Heart Project♥の一環として行われます。ボサノヴァ@ホームに関することもありますので、どうぞご覧になってみてください。

それから、ボサノヴァ@ホームにご参加いただいた方の感想をいただいていますので、一部ご紹介したいと思います。

○匿名様
「少人数でとても密度の濃いエネルギーを受けて、包まれる感覚と共にハートに深く響きました。個人的には眠りというよりも体を起こしたまま深い瞑想状 態に入り高次元のエネルギー、ご存在、ハイアーセルフにアクセスする体感とビジョンを得ました。深い癒しと共にスピリチュアルであり人間的な気づきがあ り、涙があふれてきました。全てがあるがまま、ナチュラルで良いという自分への許しとねぎらいでした。心に詰まっていたけれど、自分では気づかずにいた滞 りがスーッと解けたようでした。」

「自宅を会場として提供させて頂きました。皆さんが帰られた後、子供が帰宅した際に“すごくいいにおいがする”と言っていました。我が家では仕事上、空間の浄化やアロマを焚くことは日常ですが、更にとてもまろやかな空気感になっていました。」

「自分の存在価値を認める(感じる)という長年に渡るとても深いテーマにおいても“理屈ではない何か”という感覚的なところで、全体的に自分自身がバージョンアップしたような気がします。」

○匿名様
「とっても癒されて、ここちいい感じで寝てしまいました。」

「不思議な事が、2日後に…ぜったいに許せないと思っていた上司2人に感謝があふれてきました。いつもとはいきませんが、あたたかい気持ち接する事が出来る様になってきています。」

○匿名様
「とても心地良い音楽が身体にしみこんでいくという感覚があり、気がつくとすっかり眠っていました。(すみません)起きた後はとてもスッキリしていました。ありがとうございました。」


以上、感想の一部を紹介させていただきました。音というものは水への伝導性が非常に高いです。シロナガスクジラはわずか3頭いれば自分たちの出す音波で世界一周の交信ができるそうです。人間の体の約70パーセントは水ですから、音を使うヒーリングの効果と言うものは即効性があると思います。3人受けていただいたうちのお二人が眠ってしまったことからもお分かりいただけると思います。理屈ではなく、感じて頂くのが一番なのです。音の波動に共鳴することで、その方の波動が宇宙と調和し、本来の自分へと調整し始めるのです。ボサノヴァ@ホームに関する詳しいことは田村ひろのボサノヴァ@ホームのページにありますので、ぜひご覧ください:田村ひろボサノヴァ@ホーム

最後まで読んで頂きありがとうございました。