昨日NHK-BSで放送していたアニソンのど自慢大会を見た。ゲストのおひとりが”アニキ”こと水木一郎氏であった。メドレーでヒット曲を歌ったのですが、全曲一緒に歌えました。出場者へのコメントとしておっしゃっていましたが、アニメソングは言葉をはっきりと伝えられる歌が多いことだそうです。なかでもアニキの歌は楽曲も素晴らしいのですが、他のプロの出演者の歌と比べても、こちらの胸にせまってきて、情感、エネルギーまでしっかりと伝わるのです。
アニメというと昔は軽視されたりしましたが、今や世界の文化になっています。わたしがリオ・デ・ジャネイロにいたときも、近くの元大統領官邸のある公園でブラジル人によって、盛大に催されていました。そこではアニソンのカラオケ大会が行われていて、みんなでドラゴンボールZの主題歌を歌っていました。日本人とブラジル人の懇親会では、金髪でイケメンの男の子がアニメガ大好きで、「日本に行きたい、日本に行きたい」と言っていました。このようにお互い違う文化をもった民族がなかよくつながれる、共有できるって素晴らしいと思います。
最近ではカナダ人の女の子がアニソンのオーディションに合格し、TVアニメ「戦場のヴァルキュリア」の主題歌でデビューしたHIMEKAさんというひとがいます。驚くべきことに歌での彼女の日本語の発音は完璧です。そして歌の言葉が伝わってくるのです。その前に演歌でデビューしたアメリカ人のジェロさんがいますが、彼は母親が日系人で日本語に接していた経緯があります。彼女は独学で日本語を勉強したそうで、わたしも同じ経験をしているので、とても努力されたのではないかなと思われます。わたしとしては今、もっとも思い入れのあるアーチストです。
それにしてもアニキは素晴らしいです。このままいつまでも古き良きアニソンを若い世代の人達に伝え続けてもらいたいです。2000年に都営バスの中吊り広告にあった言葉「伝える、続ける、つながる」それを体現しているアニキは素晴らしい!アニキ万歳!アニソン万歳!
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