2009年4月22日水曜日

お知らせ

mixiの方からのご紹介で、原宿の紅茶専門店「クリスティー」さんで5月16日(土)に演奏させていただくことになりました。当日は入れ替えなしの一部のみの演奏ですが、ボサノヴァのもつ「愛とほほえみと花」のヴァイブレーション(波動)を感じていただけたらと思いますので、どうぞお気軽にお越しください。

当日はボサノヴァの有名曲を弾き語りします。

お店は20年以上の歴史があるそうです。竹下通りを少し入り、”ブラームスの小径”の入口にある、落ち着いたお店です。

・日時 5月16日(土) 19:00開演 

・場所 クリスティー原宿店 

・料金 ¥2000 (飲み物とおつまみ付き) 

・定員 35名 

・お申し込み 03ー3478ー6075 クリスティー塩田

・お店の携帯サイト : http://www.just.st/?in=7179407

・こちらのブログ記事もご覧下さい。: http://blogs.yahoo.co.jp/si_ttoku/56371283.html

2009年4月21日火曜日

わたしの音楽遍歴2

2009年 4月 10日 金曜日

わたしが自分からすすんで音楽を聴き始めたのは中学生からでして、小学生時代はテレビ番組の主題歌を集めたものを親から買ってもらっていました。

その当時の我が家ではオムニバスの映画音楽のレコードをよく聴いていた気がします。

ですが、やはりその頃の思い出として残っている音楽といえばテレビ番組の主題歌、特にヒーローものの主題歌ですね。ウルトラマン、ウルトラセブン、デビルマン、マジンガーZ、サスケ、レインボーマン、そしてなんといっても富田勲氏が手がけたキャプテンウルトラのテーマです。

そして、小学校の高学年になると引っ越した先の隣の一年年長の子がビートルズを聴くようになり、遊びに行くとレゴブロックで何かを作りながら、BGMに流れているという感じでした。ビートルズを聴いて音楽に目覚めたというひとがよくいますが、当時の子供のわたしにはピンときませんでした。

今ビートルズの曲の好みとは全然違い、当時印象に残っていたのは「イエロー・サブマリン」でした。当時は楽器とは無縁な少年でした。(つづく)

わたしの音楽遍歴1

2009年 4月 5日 日曜日

今回は、いつもと趣向を変えて、自分のリスナーとしての音楽遍歴を振り返ってみようと思います。

経済の高度成長のおかげで、わたしが生まれた頃、我が家にもビクターのステレオ装置がやってきました。一応プレーヤーとスピーカーが別れているセットでした。

昔のステレオは試聴盤のレコードがついていたようです。その中にハリー・ベラフォンテやロス・インディオス・タバハラスがあって、その音はなんとなく自分の記憶に残っています。

若い頃の父親はムード歌謡が好きで、鶴岡雅義と東京ロマンチカをよく聴いていました。ラテン音楽の素養はもしかしたら、この頃養われたのかもしれません。(つづく)。

愛と微笑みと花No.2

2009年 3月 24日 火曜日

エントリーが遅れましたが、さる3月14日、自然食レストラン「みもざ」さんで、2回目の「愛と微笑みと花〜やすらぎのボサノヴァ・コンサート」をさせていただきました。当日、申し込まれたお客さんをお断りするほど、多くの方々に来ていただきました。ありがとうございました。

当日は37回目の結婚記念のご夫婦がみえて、わたしもボサノヴァの名曲「Eu sei que vou te amar(あなたを愛してしまう)」を献歌させていただきました。お二人にも気に入っていただけたようで、うれしかったです。

最近、思うのですが、“祝福”ってとても素晴らしい事に思います。祝福するほうも、されるほうも、共にしあわせと喜びを感じられる、分かち合える、そんな気がします。身近なひとにも、身近なことにも素直に祝福できる、そんな習慣が生まれるといいかなと思っています。

昨日は「みもざ」さんにお客として食べにいってまいりました。有機野菜だけのおまかせのランチなのですが、バラエティに富んでいて、お世辞抜きに大満足でした。お値段も1000円以下です。なかでも、中国野菜の紅菜苔(こうさいたい)はとくに味付けもしていないにもかかわらず、なんともいえないおいしさで、野菜を食べて、生まれてはじめて感動しました。自分の歌うボサノヴァもシンプルでいつつ、こうありたいと思いました。

店内はオーナーの須田小春さんの絵つけされたお皿や陶器が展示されていて(販売もされているようでした)、窓からの眺めもとても美しくて楽しめます。木曜日と第2・4土曜日と日曜日がお休みだそうです。野菜だけのお料理とは思えないほど満足できます。みなさんも1度、ぜひ行けれてみてはいかがでしょうか?

みもざ
群馬県渋川市赤城町津久田4017−3
TEL/FAX 0277-56-7955

ようこそ地球へ

2009年 3月 6日 金曜日

3月1日の日曜日、子育て支援ボランティアサークル「あひるのこ」(三澤章子氏主催)の催物のひとつとして演奏させていただきました。


ほとんどのオーディエンスが赤ちゃんとその親の若いご夫婦なので、演奏に対するリアクションがどんなものかちょっと不安がありました。

演奏を開始して、どんな音楽かわからないからでしょうか、最初のうちはお子さんが落ち着かない子もいましたが、みなさん静かに聴いてくださり、最後は赤ちゃんも眠ってしまい、ほっこりとした空間になりました。

このボサノヴァの弾き語りのスタイルを創ったのはジョアン・ジルベルトです。彼が一度リオで歌手として失敗し、お姉さん夫婦の家に居候します。そのときにギターの弾き語りのスタイルを完成させるのですが、いつも夜な夜な眠っている、お姉さんの赤ちゃんにギターを弾きながら歌ってきかせていたそうです。

あらためてボサノヴァの波動は子守唄にもなるやさしい波動なのだなと思いました。

いま現在の子供達を含め、生まれて来ている赤ちゃんはインディゴ・チルドレンといわれ、素晴らしい才能と高い波動の魂を持っているといわれてるそうです。確かにわたしの甥っ子たちをみていても、マニュアルも読まなくともすらすらとパソコンを使いこなしてしまいます。

その子達が明るく育つ社会であるために、わたし達大人が責任があるという自覚とそうなるための行動をしていかなくてはなりませんね。

つねに今からを起点にして、しあわせな社会で暮らそう、そういう社会に貢献していこうという気持ちでいきたいです。すべての人々、存在にその権利があって公使していける社会になってほしいです。

いまの社会は経済的に百年の一大事といいますが、わたし的には人類の精神と生活の大転換期に来た気がします。暗いことも多々あるのでしょうが、明るい希望に目を向けると、いくつも芽を出して来ている気がします。

明るい社会のメンバーになりたいです。唄を聴いてくれた赤ちゃんやそのお父さん、お母さんのお顔の表情を見ていて、みんなそのメンバーのような気がしました。ジェイムス・テイラーの「Secret of Life」という唄の歌詞にもありますが、「ようこそ、人類の仲間に」「ようこそ、地球へ」という想いを込めて歌わせていただきました。

地球の裏側からのメッセージ

2009年 2月 25日 水曜日

先週の20日金曜日、玉村町国際交流協会主催、ブラジル帰国者の日本人のお話しを聞く会に急遽参加し、歌わせていただきました。

帰国者のセンノ氏は50年間ブラジルで生活をされ、当日同伴された、その息子さんはブラジル人女性と結婚されている日系人です。

わたしがいたリオにも日系人のひとはいましたが、知り合った人々はブラジル社会で成功していた人達ばかりだったので、今回のように開拓移民のひとにお会いし、体験談を聞けたことは貴重でした。

センノ氏が渡った当時のブラジルでの状況は、日本で約束されていた言語のフォローもなく、働く地の地主が事業に失敗し、何の保証もなくなってしまっていたそうです。言葉もわからず、食べ物もなく、今の派遣社員の置かれているような、いやそれ以上の逆境の中で、氏は日本人の本来持っている勤勉さ、誠実さ、和を重んじる心で乗り切り、当地に日本人学校まで設立されました。

氏のお話しを聞き、その生き様と態度を見て思うのは、苦しいときも、状況をあるがまま受け入れ、前向きに行動し、教育を重んじ、いつも周囲への感謝を忘れないことです。

わたしを含めて、今日本人がブラジルで、ブラジル人にあたたかく接してもらい、信頼していただけるのも、このような無名の移民の方々の努力によるものが大きいのだなと強く感じました。

日本に「でかせぎ」と称して来られた日系人の中には日本に対して否定的な気持ちをもたれる人も残念ですが、います。わたしもブラジルの生活習慣、文化に馴染めないこともたくさんありました。

ブラジル社会は多民族国家であるため、自分の意志を言葉と態度ではっきりと表現するのが習慣です。対して日本社会はあいまいに表現します。

リオにいたときは、親しい人同士の挨拶であるハグやキスは、自然であり、親しさのバイブレーションを肌で感じられるとてもよい所作だと思いました。ですが、これを日本の中で日本人に対してはそのまま適応できません。それぞれの国の文化、習慣は様々で、大変ですが、その国ではその国の習慣に慣れるしかないのではないかと思います。

わたしは幸い、ブラジル音楽が本当に大好きだったので、自ずと音楽に関係する人々に出会う事ができました。好きだとバイブレーションは、言葉に頼って表現しなくても、自然と相手に通じるもののようです。好意の念や尊敬の念はコミュニケーションを通わすのに大きな要素のような気がします。

すべてはうまくいっている

2009年 2月 9日 月曜日

2004年の春、四柱推命の易者のひとに声明を聴いた方がいいと言われました。声明とは仏教儀式に用いる古典音楽で声楽曲です。聞けるところをインターネットで調べると、高野山で年に2回結縁灌頂という行事があって、そこで聞けるというので行ってみようと思いました。

結縁灌頂とはふだん一般の人は入れない伽藍金堂にて、仏と人が縁を結ぶ儀式です。入壇料3,000円でしたが、有り難いのでたくさんの人が申し込んでいて、わたしも申し込んでみました。

儀式では僧侶の指導によって目隠しをされ、手に印を結び、マントラ(三昧耶戒真言[オゥム サンマヤ サッタ バン]オン・サンマヤ・サットヴァンと聞こえた)を何回も何回も唱えました。詳しい事は省きますが、無事に儀式は済ますことができました。

弘法大師が中国に渡り、恵果和尚から伝授された言霊学の真言密教の真髄は「すべてはうまくいっている」だそうです。また、密教の目的は、人間が肉体をもったまま悟りを開く即身成仏です。

いまになってみると、興味深いシンクロニシティーがあったのですが、2000年にわたしはリオに行くと決めましたが、リオには知人がひとりもいませんでした。また、リオがどんなところかもよく知りませんでした。

知り合いがいたほうがよいとは思い、ブラジル関連のひとの’つて’を頼ろうとしましたが、わたしみたいな普通の一般人を相手してくれるひとはいませんでした。

その当時、精神世界の本をよく読んでいました。ある日、高田馬場の駅前の書店の精神世界コーナーに行くと、「すべてはうまくいっている」(佐田弘幸氏著)という背表紙の題名の文字が目に飛び込んできました。この本は絶対買うべきだと直感がはたらき、即購入しました。

現在、この本は手元にはないのですが、当時、なによりこの「すべてはうまくいっている」という言葉が、旅立つとき、滞在中もわたしになにか安心感を与えてくれました。

ここからは、わたしのなりの解釈ではありますが、自分の身に起きる出来事に偶然はなく、すべて必然であるとすると、その起こる出来事を前向きに捉え、その出来事に対処することが、自分のステージをあげられることならば、どんなときでも「すべてはうまくいっている」のだと思えます。そう思うと、何事も冷静に捉え、対処できる心のゆとりが生まれます。

いままでのわたしの経験からする言えることはこういうことです。

2004年、この年はちょうど弘法大師入唐1200年記念ということで、東京国立博物館で「空海と高野山」展をやっていて、高野山からの帰りに弘法大師、密教ゆかりのものをいろいろと拝見できました。これも何かご縁を強く感じました。弘法大師、密教の叡智のエネルギーに自分が引き寄せられたような。

参考本:越智啓子「新しい運命」を自分に引き寄せる本
参考サイト:まんだらや密教研究所 http://mandalaya.com/index.html

世界の料理フェスタ

2009年 2月 1日 日曜日

昨日は地元桐生国際交流協会さん主催の世界の料理フェスタのアトラクションで歌わせていただきました。外国人もたくさんいらしゃいましたが、時勢柄南米系のひとはほとんどいらっしゃらないのが残念でした。

世界の料理フェスタは、10年以上続いている催物で、地元在住の外国人が先生となり、市民の人と一緒にその国の郷土料理をつくり、もちよって飲食するパーティーで、今回はインド、ポーランド、中国、イタリア、マレーシアの料理が出されました。

このような異国のひと、文化と直接ふれあうということって自分の殻を破る意味でもとてもいいことじゃないかと思います。もっと多くの外国人のひとと市民が参加して、大きく広がっていけばよいなあと思いました。

専心

2009年 1月 22日 木曜日

最近はあまり見ませんが、以前はテレビ中毒でした。

それで身に付いたことは、えせ評論家になったことでした。テレビに出演している評論家、パネラーに成り代わって、事件やゴシップについて、いろいろとレッテルを貼って、毒づいているのです。いまも、どこかに、その癖が残っているのでしょう。気づくとそうしているのです。

この癖は、自分のやりたいことに集中することに大変な支障をきたすことに気づきました。もっと今自分のできること、そして自分の夢、希望、しあわせに意識を向けるべきです。

今現在の社会状況からしたら、不安や恐れを抱いている人が近親者の中に(もしくは当人)にいて、その影響を受けない人は数少ないと思います。ですけど、自分の身に起こることに偶然はなく、起こった事をどのように捉え、それに対してどう自分が反応し、対処していくかということが大事だと思います。

わたしがリオに以降と決意したとき、経済的に余裕があったわけではなく、当地にひとりも知り合いがいませんでした。

ただの凡人であったわたしがブラジル関係のひとを頼っても相手にしてくれるはずもなく、あとにひけない状況であったとき、ふとテレビを見ると、柔ちゃんこと田村亮子選手(現在谷亮子)が、オリンピックで金メダルをとるまでの経験を話していました。そのとき、彼女が言った言葉「神は試練を乗り越えられない者には試練は与えない」という言葉が自分の胸にグッと来ました。

今の自分では現在の状況を打破できないときでも、夢を焦点にすえて、失敗を恐れず、自分のできることを精一杯やると、何らかの打開策が見えてくると思います。とにかく自分の大事なものを掴むために、専心が大事だと今思っています。

想像と創造

2009年 1月 19日 月曜日

「自分とはどんな人間であるか」と自分を客観視することは、とても大切なことだと思います。とりあえず、紙にでも書き出してみるとよいと思います。それに加えて、「自分とはどんな人間になりたいか」ということも考えてみるとどうでしょう。「自分とはどんな人間であるか」はこれまでの自分の過去の創造の結果で、「自分とはどんな人間であるか」はこれからの自分の想像です。

わたしは2000年を境にある本の影響で、「ほんとうのわたし」とはどんな人間か、それを一瞬、一瞬、人とのかかわり合いの中で、また出来事の中でこころがけようとすることにしました。理想の自分も思い描くようになって、これまで、他人に押し付けられたり、言われたりしたことから、そのような人間として振る舞おうとしていた自分がいたことに気づかされました。

いろんな意味において、「本当の自分」といまの自分はギャップがありますが、あせらず、自分のペースで「本当の自分」になれればと思います。

参考本:ニール・ドナルド・ウォルシュ「神との対話」

自然の力、野菜の力

2009年 1月 15日 木曜日

去年の11月に、時期外れですが、水菜を育ててみようと思いました。裏庭に2畳ほどの広さの庭があって、以前に燃し木の灰をまいてあったのです。一度、土を鍬で鋤いて余分なゴミは取り除きました。そこに肥料を少しまいて水菜の苗を植えました。

育てようと思ったきっかけですが、それはやはり食の安全性が近頃世間で騒がれているのが気になったからです。お隣が長野の別荘で畑をしていて、とれた作物をお裾分けしてくださるのですが、それがとってもおいしいのです。分けてくださる野菜の中に水菜があって、たらこパスタやサラダにいれるとシャキシャキ感があってとてもおいしいです。それが、スーパーで買ってきたものは、にがみがあります。

なんでも、そのにがみは野菜が熟していないとあって、人体にとっては発ガン性物質だとか。成長しきればそれがなくなるのだそうですが、そこまで育てて出荷となると店頭にでてあまりもたないのでしょうか。。

私の家の近くには田んぼもあるのですが、そこを散歩していて、以前はいたカエルやイナゴやゲンゴロウがいません。あぜ道の草はみな枯れてしまっています。稲だけが生えていて、ある意味不気味です。ところが隅のひと区画の田んぼには除草剤もまかれていなくて、アマガエルがたくさんいたりして、散歩のお気に入りの場所です。アマガエルが無性に愛しいと思えます。「♪ぼくらはみんな生きている〜♪」という歌がありますが、いま聞くと歌詞が深いです。

ときかく、あまり大きくはならなかったのですが、時期も外れて、植えてからなにもしなくても立派に野菜は生長してくれました。たらこパスタに加えておいしくいただきました。今はアブラナも植えてあります。

シンクロニシティー

2009年 1月 9日 金曜日

簡単に言うと「偶然の一致」ということですが、「心で思っていたことが現実になり、一致する」という意味のようです。

昔は、よくこの人に会いたくないなあと思っていたら、ばったり出くわすなんてことがありましたが、2000年頃から逆にこの人にお会いできたらと思っていると会えたりすることが起こり始めました。

以前からあこがれていた小野リサさんにお会いできたのも2000年で、そのときには歌も聞いていただけましたし、リサさんの歌も聞かせていただけました。なぜか、その何日か前にお会いできた光景がはっきりと浮かんで、そのとおりにお会いできたのでびっくりしました。

それから、「アミ 小さな宇宙人」(エンリケ・バリオス著)を翻訳された石原彰二さんとの出会いもシンクロニシティーと呼べると思います。

2003年4月半ば、風邪をひいて寝込んでいるときに、以前から勧められていた「アミ 小さな宇宙人」を読みました。そしてその内容にとても感動しました。そして、訳者の記述を見ると、出身地がわたしの同郷で、今も住んでいる群馬県桐生市でした。石原さんは以前からスペインに住んでいらっしゃいます。

2週間後、ある方から電話が来て、遊びに伺いました。そこで「アミ 小さな宇宙人」の話をしたら、以前から石原さんと知り合いで、当時、わたしがボサノヴァのレッスンをしていた教室を貸してくださっていた方が大学の後輩だということがわかりました。そして、翌月には桐生市で個展を開くため来られるというのです。

上の写真は、2005年桐生市での個展の会場でお会いしたときの写真です。翻訳することにした経緯や、作者エンリケ・バリオス氏のこと、精神世界のお話しをすることができました。石原さんの奥様はスペイン人で、個展の間、スペイン語を教えてくださいました。「アミ 小さな宇宙人」を石原さんに紹介したのも奥様のアンヘラさんだそうです。

うたセラピー

2007年 12月 10日 月曜日

 今年デビュ−20周年を迎えた沢田知可子さんという歌手がいます。言わずと知れた「会いたい」という曲が大ヒットした方です。「会いたい」は「21世紀に残したい泣ける名曲ベスト100」の第1位に選ばれたそうです。
 新潟中越地震復興コンサートに参加され、そのときに「会いたい」を歌っている時に大粒の雹が降り、歌い終わったらピタッと止んだという不思議な体験をされたそうです。彼女はそのとき、地球の悲鳴を感じ、「今ここで私は歌いながら地球と向かい合っているんだ」と思ったそうです。そして以後、チャリティに参加するようになったそうです。
 彼女の歌への想いも変わり、「会いたい」をヒット曲としてでなく、鎮魂歌という癒しの曲として歌うようになったそうです。沢田さんは言います。「私の役立ち方は、歌の先にあるヒーリングとかセラピーだなって思ってるんです。音楽療法として医学界で認められ始めていますが、音楽の力ってものすごいんですよ。歌には波動があります。それが痛みを取ったり、体を調整したり、自己治癒力を高めるパワーがあるんです。これをコンサートレベルでできるようになりたいと思って、うたセラピーと銘打ってやっているんです。歌を聴いて、心をオープンにして、自然と嬉しい涙を流して、スッキリして元気になって帰っていってもらいたいんです。」と。雑誌で、彼女のこれらの言葉を読んで、本当に感激しました。
レコード会社の押し付けられた枠組みをはずれ、ご苦労もされたそうですが、自分に素直になり、自分のやりたいと思う活動をされていてとても素晴らしいと思います。歌のジャンルこそ違いますが、わたしも同じ想いでし、彼女のような素晴らしい歌手がこうした活動をされておりのを知って、自分の活動も力づけられた思いがします。
 沢田さんが歌は波動だとおっしゃっていますが、わたしもその通りだと思います。そして人間も、物質も精密な顕微鏡で見れば、原子の周りを電子が回って振動しているものだそうです。だからあるものとあるものが共鳴するんですね。人間は脳から発した電流によって、手を動かしたりしています。でも、マッサージ器をあてても動いたりします。エレキギターは弾いた弦の振動が、スピーカーから発している音に共鳴して長く鳴らすこともできます。共鳴しているからです。わたしは科学者ではないのでうまく説明できませんが、どんな歌でも理屈でなく人々に、その波動が共鳴することがあると思います。ボサノヴァも、頭を空っぽにして体で、心で感じて受け取っていただきたい。ボサノヴァの波動を感じて、受け取ってもらえたらと思います。

ポジティブに

2007年 11月 1日 木曜日

最近、巷ではポジティブシンキングという言葉がよく聞かれます。その類いの本や、セミナーがありますが、日常生活をする上で、周りがネガティブだったりするとどうしても影響を受けてしまいますよね。啓発書などではそれも皆自分がひきつけていることであって、自分の心のステージをあげればよいのだということですが、どうしても他人のせいにしたくもなることがあります。または、その他人の責任に転嫁するする自分に落ち込んでしまうといったことがあります。
また、無理に「わたしはポジティブだ。」と心の中でつぶやいてみても、体は不快感という状態で自分に、ポジティブな状態ではないことを知らせてくれます。加えて、客観的に自分の感情を観察しても、イライラ、モヤモヤ、ひどくなると無気力といった状態を感じ取ることができます。こうした、どうしてもポジティブになれないといった状態がありませんか?
わたしが今読んでいるエスター・ヒックス&ジェリー・ヒックス著「運命が好転する実践スピリチュアル・トレーニング」(PHP研究所刊)という本は日々わたし達が生活する上で、ネガティブからポジティブに切り替えるにはどうしたらよいかを具体的に述べています。
また、この本はポジティブなバイブレーション(波動、自分の気の度合いといったものでしょうか)が「引き寄せの法則」により、自分の望む豊かさや幸せをもたらしてくれると解説しています。原題は「Ask and It Is Given」で「求めよ、さらば与えられん」ということです。こちらの原題がこの本の内容をよく表しているでしょう。
日々、この本に書かれていることを実践中です。

地球上の歌

2007年 9月 30日 日曜日

今現在、日本人であるわたしが地球の真裏にある国の歌を歌っている、しかも人様の前で歌っているというのはとても不思議な感じがしています。
お客さんの中には、「日本語じゃないからわからない。」とか「日本人なんだから、日本語の歌を歌うといい。」とかおっしゃる方がいらっしゃいます。
確かに、わたしはブラジル人ではないし、ネイティブスピーカーのように歌詞の表現、ニュアンスなども微細に理解はできていないかもしれないし、発音もできていないかもしれません。そこはこれからも日々研鑽をしていかなければと思っています。
ならば、なぜ歌い続けるのかといえば、それは自分の歌っている楽曲のボサノヴァが大好きだからとしかいいようがありません。特に「イパネマの娘」などは本当に何回歌っても新鮮で、感動するんです。もちろん、歌詞の意味もわかってもらえることがベストですが、歌がもっているバイブレーションを感じていただけたらなと思っています。そのバイブレーションを理屈で考えず、感じていただきたいんです。
そして、大きな視点から見れば、ボサノヴァも、シャンソンも、フォークも、演歌も、どの音楽もみな地球上の音楽ではないでしょうか。だったら地球人としてどんな音楽でも、どの民族が歌っていいんじゃないでしょうか。

再起動

2007年 8月 6日 月曜日

1年にわたって故障していた左手が癒えて、先月28日、再出発のライブコンサートを地元桐生市のNILSというカフェレストランで行わせていただいた。ちょうど左手が故障する頃に知り合いを通じて紹介され、ラブコールを送っていただいていたお店でした。ボサノヴァがお好きなお店だそうで、全曲、わたしの意図するテーマで演奏させていただけたので最高に嬉しかった。当日は大谷さんという栽園家(ROSE ROSE)の方のバラとのコラボということで、お店の中はお花で満ち、お店自家製の無農薬の、有機栽培の食材による美味しいお食事という素晴らしい雰囲気になった。
ヴィニシウス・ヂ・モラエスというボサノヴァの大詩人は、愛と微笑みと花をボサノヴァの象徴としていた。まさにその3つが揃ったときだった。しかも、お店に入りきらないほどお客さんもいらしてくれた。ボサノヴァの神様がすべて整えてくれたといえるほど、スムーズに何もかもが運んだ。本当に感謝せずにはいられない時間だった。
わたしに転機が訪れるときにいつもボサノヴァに立ち返るよう導かれています。そこで気づいたこと、”シンプルにボサノヴァを歌えばいい。”

鼻呼吸

2007年 6月 17日 日曜日

人間は鼻と口の両方で呼吸しています。当たり前だと思うのでしょうが、実は人間以外の動物は鼻だけで呼吸しているそうです。しかも、現代人は口で主に呼吸するひとが多いそうです。
鼻の奥の粘膜は、細かい繊毛が生えているので、外界から入ってくる異物を排除し、体内に取り込まれるまでに湿り気のある暖かい空気を取り込むことになります。反対に口で呼吸をすると外界の空気を直接取り込んでしまうため、排気ガス、ほこり、ちりなどを取り込んでしまい、白血球を作る扁桃腺を痛めたり、冷たいまま取り込むために腸を冷やしたりするそうです。免疫力も低下し、花粉症の原因でもあるようです。加えて、口呼吸が習慣化し、口を開けていると、口の周囲の筋肉が緩んで舌が気道をふさぐようになり、寝ている時などは、その狭い気道で無理に呼吸することにより、内部が振動していびきをかくのだそうです。
人間は言葉で話すことができますが、そのことにより、舌が短くなり口で呼吸できるようになりましたが、弊害もあるようです。そういえばヨガなども鼻で息を吸い込みます。自然と調和している状態を意識的につくる必要があるようです。

同じものが同じ値段で買えない不思議

2007年 4月 5日 木曜日

わたしは2000年から2002年にかけてブラジルのリオ・デ・ジャネイロというところに滞在していました。
着いて早々現地でしか手に入らないCDを物色しにお店に繰り出しました。並んでいるCDの値段を見て、ほとんどが日本円に換算するとなんと日本で買う値段のほぼ半値以下です。わたしがいた当時、換算レートが1ドル=約2.4ヘアイス(単数形real、複数形reais)でした。そこで値札が貼ってあり17ヘアイスとか24ヘアイスとか書いてあるのです。これはお得だと思い、いろいろなCDを買い込んでいました。
ある日、歌の題名でも有名なコパカバーナの大きなCDショップに行くと、復刻されたナラ・レオンというボサノヴァの女神と称されたひとの初期の貴重なCDがありました。一瞬わあっと喜んだのですが日本語で書かれた帯がついていて、なんとそれは日本で復刻されたもので日本からの輸入CDだったのです。値段を見てさらにびっくり。なんと60ヘアイス以上でした。アマゾンのサイトでの価格が現在2,141円ですね。ブラジル人の立場になってみるとなんて日本製は高いんだと思いました。
視点を広げて見ると、同じ材質、材料でできているのになんで同じ値段にならないの?と思います。地球規模で考えると同じものをつくっている、または売っているのに片方のひとは2倍以上の利益があるなんて不公平だなと思います。
ブラジルはコーヒーの生産国で有名ですが、現地のひとは香り高いおいしいコーヒーは飲んでいません。おいしいコーヒーの豆は日本やヨーロッパ、アメリカなど先進国といわれている国に輸出されてしまうのです。

ヨイトマケのうた

2007年 1月 16日 火曜日

昨日、日本テレビの番組で美輪明宏氏が「ヨイトマケのうた」の生まれたいきさつを語っていた。そこには社会における差別というものが大きなものとしてあるとのことでした。差別、いじめというものがいまも大きな問題としてあります。
自分の学生時代を振り返ると、教育とはひとと優劣を競い合い、その結果しか重視されていなかったと思います。しかもそれがとても偏った事柄についての優劣ではなかったかなと思います。国と国との戦争も民族の優劣を比較することが原因であったりします。
比較することは悪いことだとは思いませんが、いいところはお互いを尊重し合い、劣っているところは補い合い、弱いものは強いものがサポートする。今の社会がそんな社会になればとふと考えました。

連鶴

2006年 4月 22日 土曜日

去年の4月25日、兵庫県尼崎市で列車が脱線し、107名の死者をだす悲惨な事故が起こった。その亡くなった乗客の遺族の家族の事故への影響を追ったドキュメントをTVで見た。難病を克服し、これからだというときだった息子さんを亡くされたお母さんが、亡くなった人々を弔うため事故で死亡した107人分の連鶴の折り紙を折った。わたしとしては、そのひとつは事故を引き起こした運転手の分も含まれているというところに、その遺族の方の心の暖かみに感動させられたのだが、その方が連鶴を折られているシーンを見て、連鶴の折るしくみがとても興味深かった。
連鶴は、折り紙の一種で、一枚の紙から数羽の連続した鶴を折られた折鶴で、紙に切り込みを入れて折られるものです。遺族の方も、自分の息子が亡くなってからもひとりではないのだという気持ちを込めて折ったものだと言っていました。
ところで、いまこの生きている物理的な世界は、科学的に、量子の領域まで拡大すると物と物の間には境目はないそうです。すべてのものは原子で構成されていて、その核の周りを電子の雲が取り巻いていて、別々の原子の電子同士がぶつかると両者の一部が溶けているそうです。人が物(人でも)に触れたとき、溶けてエネルギーが奪われているのだそうです。ということは物理的に人と人はつながっているということでしょう。加えて、量子のレベルでは、わたしたちが固体として認識している、異なる周波数で振動するさまざまなエネルギーの場は、すべて、ひとつの集合的エネルギーの場に包み込まれているそうです。
連鶴のしくみを知ったときに、このことを連想しました。見えざるもの(創造主?)の意志によって織り上げられた世界がこの世界で、みんなひとつにつながっていて、決してひとりぼっちじゃないんだなんて思えたら、なんかちょっとほっとさせられませんか?

参考本:「迷ったときは運命を信じなさい」ディーパック・チョプラ

オーディオブック

2006年 4月 13日 木曜日

先日、初めてオーディオブックをaudible.comというアメリカの販売サイトから購入しました。米国のiTMS ( iTunes Music Store )と違って、クレジットカードがあれば日本からでもダウンロードできます。iTMSからも「ハリー・ポッター」シリーズ(英語版)のオーディオブックなどは購入することはできるようですね。
わたしは日本でもロングセラーになっている「神との対話(Conversation with God)」を購入。本では日米とも3巻まであります。サイトでは3冊がまとめて販売されているのですが、思い切って購入してみました。アカウントをつくる手続きによって自分の持っている iMac G5 に簡単にダウンロードできました。それをiTunesで管理しています。本も3冊、英語版で持っているので著者みずからの朗読をネイティブな発音で聞けます^^)。というと格好いいですが、わたしには朗読のスピードとネイティブの発音にまだ活字がおえない状態です^^;)。

せきの風邪にヴィックスヴェポラップ

2006年 4月 11日 火曜日

先週からおかしいと思っていましたが、昨日からせきが止まらなくなり、咳き込むと胸が痛くなるので町医者の病院で治療してもらいました。お医者さんからもらうお薬と共に、痛みを感じる患部に膏薬を塗るのが早く治すのに効果的だと思います。うちで活躍しているのは大正製薬のヴィックスヴェポラップ。これをお茶碗に入れて熱湯を注ぎ、その湯気が肺の奥まで入るように深呼吸します。昨日の晩はとてもつらかったですが、今日の夜になってとても楽になってきました^ŏ^)。

舘野泉氏の3か条

2006年 4月 9日 日曜日

舘野泉という、左手のみで演奏するピアニストとして脚光を浴びている人がいる。もともとは両手で演奏し、国際的に活躍されていた有名なピアニストである。脳溢血で右半身が不自由になってしまったが、左手のみの演奏家として再出発した人である。今日の読売新聞の日曜版にこの方の特集が載っている。そこに「舘野泉の3か条」というものがあって、大変共鳴した。
1、今いる場所を見つめる。 自分の置かれた場所を楽しみ、その時々にできることをしっかりと行う。常に前向きに 2、好きなことは続ける。 例えば、倒れた後も私は酒を飲んでいるが、ほどほどになら構わない。我慢する方がストレスになる。 3、焦らない。マイペースで。 何でも早くできればいい、という訳ではない。他人と比べるのではなく、自分をしっかりと持ち、マイペースで。 ついつい他人の青い芝生ばかりに気がいってしまうが、自分自身を見つめ社会の中で自分を育んでいくことが大切だと感じた。それを楽しみながら生きていけたらと思います。

Nueva Trova

2006年 4月 6日 木曜日

今日、初めてブログなるものを始めました。まだどんなテーマを扱っていこうか決まっていません。わたしが好きなものはとにかく音楽です。音楽なしに生きていくことは考えられません。これからどうなるかわかりませんが、どうぞお付き合いください。